失脚したムガベ前大統領の夫人、象牙密輸で捜査 ジンバブエ

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アフリカ南部ジンバブエで昨年退陣するまで37年間

にわたり独裁体制を敷いていたロバート・ムガベ前大統領の妻、グレース夫人が、象牙を海外の闇市場へ密輸出した疑いで警察の捜査対象となっていることが分かった。国営紙サンデー・メールが25日、報じた。
報道によると、グレース夫人は数百万ドル相当の象牙を中国、アラブ首長国連邦、米国をはじめとする各国市場へ密輸したとされる。国立公園・野生動物保護当局の捜査官が証拠書類を警察に提出したという。
警察は証拠書類が提出されたことを認めたが、AFPの取材に対し詳細は明らかにしなかった。
サンデー・メールによれば提出された書類は、グレース夫人が各国首脳への贈り物とするため象牙の輸出許可を自分に与えるよう当局者に命じたと非難する内容。「いったんジンバブエ国外に出た『贈り物』は、他の物品と一緒に闇市場に流れていく」と同紙は伝え、警察が近くグレース夫人から聴取を行うだろうとの見通しを示している。
グレース夫人はかつてムガベ氏の後継大統領の最有力候補として名前が挙がるほど権勢を誇り、ぜいたくな生活スタイルから「グッチ・グレース」の異名をとった。
ジンバブエでは象牙目的のゾウの密猟が問題となっており、同国北西部のワンゲ国立公園では2013~15年に少なくとも400頭のゾウが毒殺された。だが、国立公園関係者によると昨年11月にムガベ氏が軍のクーデターで失脚して以降、密猟は減ったという。【AFP=時事】

 

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